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「絶対に忘れない」 ファンタジー世界の記憶能力者について

アニメやゲームなどのフィクションには、「物事を絶対に忘れない能力」というものを持っているキャラクターがたまに出てきますよね。
ちなみに僕が知っている作品の中には、D.C.Ⅱの『雪村杏』などがいます。

ですが、この能力を持ったキャラクターたちがこの能力によってどのようにして記憶していられるのか気になりませんか?
僕は気になります。なので今日はそれについて少し考えてみようと思います。

例えば、上に挙げた、雪村 杏は「雪村流暗記術」という暗記術により、なんでも覚えているというキャラクターでした。
実はこの能力にはイヤなことも記憶し続けるという欠点があり、それが杏ルートのメインになるのですが、
その話は今は関係ないのでまた別の機会にでも。

さて、それでは「絶対に忘れない能力」とはどうゆうものなのか、考えていきますかね。




最初に書いておきますと、僕は専門家などではありませんし、生物・脳科学を専攻しているわけでもありません。
なので結論は出ませんしあくまで僕の主観的な考えであるということを理解してくださいませ。


では本題に。

人間は、あるひとつの物体・現象から連鎖的に物事を思い出していきます。

たとえば、
①「テレビで旅館の紹介番組を見る」
すると、
②「この間行った旅行は良かったなぁ」と思い出します。
そして、
③「特に、あの露天風呂が良かった」
④「あ、でも温泉は去年行ったところのほうが良かったかな・・・」
というような連鎖です。

もしかしたら①→②→③→④という順序で思い出さずに、一気に①→④となる方もいるかもしれませんが、
人間は古い記憶よりも新しい記憶のほうが思い出しやすいらしいので、よほど楽しかったわけでもない限りあまりないでしょう。

仮に、『僕は私は①から④を一気に思い出すよ』という方がいるのであれば、その方はその間にあった②と③を思い出していないはずです。
なのでつまり、そのような人も結局①→④→③→②というような順序で②、③も思い出すので連鎖的になってしまいますね。


では、「物事を絶対に記憶している能力」の持ち主(以下、便宜的に『絶対記憶能力者』と書かせていただきます)は、どのように物事を思い出すのでしょうか。
(その際、まず物事を常時記憶しているというキャラクターは除外します。
膨大な情報を瞬時に捌き続けられる人間というのはさすがに考えつきませんので、あくまで「なんでも思い出せる」というキャラクターに限定させていただく、ということで。)

その方法は2つほど考えられます。
1つ目は、
①→②→③→④→・・・⑪→⑫→⑬→⑭→・・・・・・とエンドレスに思い出していく方法。

2つ目は、
   ⑥←①→②
     ↙ ↓ ↘
    ⑤ ④ ③
というように①から瞬時にいろいろな方向の物事を思い出せる方法です。


①の場合はただ「忘れない」という能力だけを必要としますので普通の方でも暗記が得意な人ならば近いような能力を持っている方はいそうですね。

しかし問題なのは②の場合です。
②の場合、絶対記憶能力者には「忘れない」というものだけでなく「瞬間的に必要な情報を選別できる」という人智を越えた能力も必要とされてきます。
もし②の方法で後者の能力が欠けている場合、情報過多によって人間の脳が耐えられないでしょう。

つまり②の方法で絶対記憶能力を保持している人はそれだけで脳の処理能力が人並ではなく特別なのです。
それだけの処理能力があれば一般で言うところの「天才」となれるでしょうね。
まぁ絶対記憶能力者であれば新しい理論の構築以外の世の中の事象はただの「記憶」に過ぎないわけですが。


ここまで「人間は事象を連鎖的に思い出す」ということから考えてみましたが、もしかしたら絶対記憶能力とはもっと人間の常識からかけ離れたものなのかもしれません。
それはそうですよね、絶対記憶能力は持っているということ自体が異常なわけですから、それが人間の脳ではあり得ない働きをしているということもあり得ないことではないです。



ここまで絶対記憶能力について考えましたがいかがでしたでしょうか。
あくまで人間が「事象を連鎖的に思い出す」ということを前提として書き、それ以外の方法は除外しました。
前提条件が多ければ多いほど複雑で専門的な要素を取り入れなければいけないので僕には不可能でしたし・・・

しかし、こんな条件付き考察でも楽しんで読んでいただけた方がひとりでもいれば幸いです。
では、皆様ここまでお読み下さりありがとうございました。



※注意
実際の症例として絶対記憶能力というのは存在いたします。
それは、たとえば「9000冊以上にも上る本の内容を暗記している」であったり「人が生年月日を言えばそれが何曜日であるか即座に答えることができる」というものであったり、他にもある程度の種類の絶対記憶能力が存在した事例が過去にはあります。

詳しくは僕自身も知りませんが、「サヴァン症候群」という”知的障害や自閉性障害のある者のうち、ごく特定の分野に限って、常人には及びもつかない能力を発揮する者の症状”というものらしいです。

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comments(3)|trackback(1)|雑記|2011-06-07_03:38|page top

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