新・あにめっき

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もともとは恋愛のことで喧嘩をしていた千葉さんと高槻さん。
千葉さんは二鳥くんのことが好きで、高槻さんも気にはなっている様子。


好きな子の取り合い（？）で喧嘩できるっていうのも中学生らしいというかどちらも意地になっているだけなんですよね。

だからどちらかが本気で仲直りしたいと思えばいつでも仲直りできました。
けれどもその理由がなかったというだけで9ヶ月も喧嘩し続けていたんです。


冒頭の「高槻さんが笑っている」「二鳥くんが笑っている」というこの2つの言葉だけでお互いに気があるというのを十分に示していますが、
それでもそれが恋だと認識できないのはふたりが女の子と男の子、逆だからでしょうか？

でも二鳥くんは「女の子みたい」と言われて嬉しがっているのでそれを気にしているのは高槻さんなのでしょうね。
ただ、高槻さんも佐々さんには『高槻くん』と呼ばれていることに違和感を持っていないわけですが。（笑）

それは2人（高槻、佐々）が幼なじみなのでおかしいと思っていないだけなのかもしれないですね。



総評として、今回はいい話だったと言っていいでしょう。
中学生らしい幼さの残る喧嘩や仲直りの仕方に加え、その中にも大人びた描写を入れてくるという方法に魅せられました。


放浪息子としての「息子」の葛藤は次回以降果たしてどのような方向に進んでいくのか・・・
ここが見所であると思います。