新・あにめっき

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思春期の男の子と女の子。

自分たちが誰なのか、誰になりたいのか。

好きなことをしたくてもできない苦しみ。

そんな思春期故の悩みや葛藤が描かれている今作品。


そのため、人間関係には細かな注意を、音楽面にも力が入っているようにも感じました。



原作は志村貴子さんで、
そして監督はあおきえいさん。

放浪息子のような思春期の少年少女の物語を描く上でこの両名とくれば期待せざるを得なかったわけで、
フラクタルと同様に話題になるには十分な作品でした。


始まってから最後まで割と静かに進みつづけ、今回は大きな起伏もありませんでした。

作品に出てくる女の子たちはどれも「中学生」でまだ子どもっぽく幼い。そしてその「中学生」らしさというのを作中ではうまく描くことができていたと思います。



ノイタミナ枠は前クールと違い「考えさせる」作品を狙ってきている気がします。
単純に、見ておもしろい作品というのではなく視聴者になにかを思わせる。
そんな作品を意識しているのでは、と。

今のところ視聴を続けたい作品ではあるなーと思います。